アトピーに湯の花、の研究発表! 人気の温泉と入浴剤も。

アトピー性皮膚炎、アトピー肌の方に人気の温泉の解説と、肌質による入浴時の注意、明礬温泉の湯の花エキスを使用した入浴剤を紹介します。

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら長く付き合うことになることが多い病気です。

ステロイド外用薬が処方されることも多いですが、ステロイド薬の量がどんどん増えるのは避けたいですね。

 

日々の生活習慣で気をつけることもありますし、また、温泉湯治によってアトピーの症状が和らいだ、という報告もあります。

たとえば、文部科学省開催の第7回サイエンス・インカレ(平成30年3月3日、3月4日開催)では別府大学の研究チームが

「別府「湯の花」の皮膚に対する効果」

という研究テーマで入賞しました。

大分)別府明礬の「湯の花」の効果を研究 別府大

製造技術が国指定重要無形民俗文化財である明礬(みょうばん)温泉の「湯の花」が、アトピー性皮膚炎の症状を緩和する効果について発表した。

チームは仙波和代教授を指導役に、いずれも4年の二宮香織さん、本浪歩実さん、瀬口まゆさん、西山裕妃さん、広岡亜莉沙さんで研究を進めた。

長く皮膚によいとされてきた湯の花だが、科学的な検証はほとんどなかったという。チームは産学官で連携し、その効果について研究した。

――朝日新聞デジタル 有料版

そこでアトピーの方に人気の温泉地を紹介するとともに、注意しなければいけない点についても解説していきます。

別府明礬温泉の湯の花エキスを使用した入浴剤 についても紹介しますね。

温泉の説明行きます!

アトピーの方に人気の湯の花!

アトピーの方に人気の温泉地3選

温泉に限らず、アトピー症状のコントロールに重要な要素として「保湿」と「殺菌」が挙げられます。

肌を乾燥させないように、そして清潔に保つことが大切です。

 

血行を促し、保湿、殺菌効果のある温泉がおすすめです。

 

アトピーや皮膚病に効能がある温泉として、有名どころでは

が挙げられます。

 

湯の花で美肌 別府明礬温泉(大分県)

別府温泉

別府温泉

別府には多くの温泉がありますが、中でも明礬(みょうばん)温泉が皮膚病、リウマチに効能があるとされています。

 

泉質は酸性の硫化水素泉、緑ばん泉。

江戸時代から明礬(湯の花)が採取されてきた歴史があり、湯の花には美肌効果があると言われています。

 

明礬温泉の湯の花製造技術は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

別府明礬温泉の場所

油風呂で保湿 豊富温泉(北海道)

北海道の北端にある温泉。「ほうふ」ではなく「とよとみ」と読みます。

「油風呂」とも呼ばれる、独特の石油臭のする湯が特徴。

古くから火傷に効くとされてきましたが、近年アトピー性皮膚炎患者にも人気の温泉地となっています。

 

泉質は弱アルカリのナトリウム塩化物温泉とナトリウム塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。

 

弱アルカリ性・高張性の湯は肌に優しく、含まれる油分が保湿効果をもたらすと言われています。

豊富温泉の場所

 

強酸性の殺菌力 草津温泉(群馬県)

草津温泉

草津温泉

群馬県にある、説明するまでもないくらい有名な温泉地ですね。

 

泉質は強酸性の含鉄泉か硫黄泉。その酸性度や含まれているヨウ素による殺菌力が高さが評判です。

非常に刺激が強いのですが、ジュクジュクするアトピー肌の人が一定期間湯治することにより、一時はただれるものの徐々に症状が沈静化していく、という報告例が多数あります。

 

一方、やはり刺激が強すぎて悪化したという人、入浴後保湿を入念に行わないと乾燥が強くなる、という意見もあります。

草津温泉の場所

 

温泉の効能と注意点

温泉の効果と注意点!

温泉の効果と注意点!

保湿効果や殺菌効果のある温泉は肌の状態を整えてくれることが期待できます。

 

一方で、殺菌効果が高いぶん、肌への刺激が強すぎることで逆効果になることもあります。

 

また、温度の高すぎる温泉も、皮脂を流してしまい、乾燥を招く可能性があります。

この場合は短時間の入浴を複数回行う、入浴後に保湿をするといった工夫が必要でしょう。

 

そのため、ある人には「効果があった」温泉でも、肌質により自分には逆効果になる、ということもあります。

 

自身の肌の状態を見ながら温泉を使うことが大切です。

 

雑菌や湯の温度に注意

そして、殺菌効果があると言っても、不特定多数の利用者と一緒に入る温泉では雑菌が入り込む危険が否定できません。

 

また、お湯の温度が高すぎると皮脂が流れて乾燥の元となってしまいますが、自宅のお風呂と違い、貸し切りでない場合は湯温の湯温を勝手に38~40℃に下げる、ということは難しいですね。

 

1日2日では逆効果なことも

「日帰り温泉」という言葉も一般的になっていますが、本来湯治は数週間~数ヶ月逗留して日々温泉に浸かり、肌や副交感神経の状態を整えていくものです。

 

特に刺激の強い温泉の場合、最初の数日はむしろ悪化して、そこから強まった自然治癒力で回復していく、という経過を必要とします。

気持ちのリフレッシュ、という意味では1日2日でもいいですが、真に湯治の効果を得ようと思えばやはり長期の逗留が望ましいと言えます。

 

自宅でできる温泉ケア

自宅でできる温泉ケア

自宅でできる温泉ケア

自分に合った泉質の温泉を見つけ、長期間逗留して湯治を続けられるのであればそれに越したことはないのですが、なかなかそれは難しい、という方も少なくないでしょう。

 

そんな方はまず、温泉成分の入った入浴剤のお風呂に日々浸かる、という方法もあります。

 

明礬温泉の湯の花を自宅で

別府明礬(みょうばん)温泉の湯の花エキスを使用した「みんなの肌潤風呂」という入浴剤があるのですが、

アトピー、乾燥肌、敏感肌用に作られていて、肌への刺激となる水道水の塩素を除去する成分により入浴時のピリピリした痛みや、入浴後の過乾燥、肌のかゆみも抑えてくれます。

 

自宅のお風呂なら、日々お湯を入れ替えれば雑菌も入り込まず、38℃~40℃のぬるめのお湯にして皮脂を守ることも自在にできます。

 

長期湯治が難しい方も、湯治前後の自宅でのケアにも、まずは思い立った時から毎日できる「自宅湯治」を試みるのも良いのではないでしょうか。

 

しっかり温まって毛穴汚れを落とそう

毛穴汚れもしっかり流して

痛みや入浴後の乾燥があるため、さっとシャワーだけにしている人もよくいますが、毛穴の汚れを落とせないとアレルギーをもたらす物質が付着したままになってしまいます。

肌を清潔に保つという意味ではしっかりと湯船に入って温まり、毛穴を開いて汚れを流すことが大切です。

 

身体と心への刺激を遠ざけよう

あこがれのつやつや肌に

生活習慣のチェック

アトピーを悪化させないためには日々の生活習慣の見直し――

  • バランスの良い食生活
  • 十分な睡眠
  • 適切な入浴
  • 肌の保湿
  • 化学薬品の入った化粧品を減らす
  • ハウスダストを減らす

といったケアが大切です。

 

ストレスも大敵

また、アトピーの原因にはアレルギー要因のものと、ストレスなど非アレルギー要因のものがあるとされています。

幼児のアトピーはアレルギー要因が多いですが、大人のアトピー、肌荒れにはこうしたストレス要因も大きく関わってきます。

 

可能な限りストレスを減らしていきたいところです。

 

温泉はその殺菌、保湿効果の他にも、日常の喧騒から離れ、ゆっくり温泉に浸かることで気持ちをリフレッシュ、リセットする効果も期待できます。

 

良い生活習慣、アレルゲン物質を遠ざけること、ストレスを減らすこと――

快い生活を送って、肌にも心にも、ツヤと潤いをもたらしたいですね。

お肌にうるおいを

気持ちにも肌にも潤いを

 

みんなの肌潤風呂

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